今回の岐阜旅の一泊目は、
2020年4月にOPENした
【東急ステイ飛騨高山 結の湯】
に宿泊しました。
「東急ステイ」といえば
いわゆるビジネスホテルのカテゴリーに
分類されると思うのですが
最近のビジネスホテルって
おしゃれだったりホテル内の
施設が充実していたり。
シティホテルやリゾートホテルとの
差がなくなってきてますよね。
私は観光メインの旅行だったとしても、宿泊先は少しだけこだわりたい派。
今回宿泊した
【東急ステイ飛騨高山結の湯】は
「旅人と飛騨高山がつながるホテル」というコンセプトのもと
飛騨の伝統工芸品の地域工房とコラボし、ホテルの内装や什器、お土産の一部をオリジナルで制作しているホテルです。
1日目は古い町並みの観光、
2日目は白川郷へ行くプランを立てていたので、交通の便の良い高山駅前で探していました。
たくさんあるホテルのなかで、
この「伝統工芸とコラボ」というところに興味を惹かれ、今回宿泊してみることにしました!
高山駅の目の前で観光に便利
公式HPでは、JR高山駅から徒歩2分となっていますが、ホントに駅の目の前なので2分もかからないのでは…という近さ。
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まだ新しいので、外観もキレイです!
駐車場は全27台(有料 1台1泊1000円)とのこと。
チェックイン前に荷物を預け、チェックイン手続きも済ませることができました。
フロントスタッフの方は、おそらく外国人の方だったのですが、流暢な日本語で丁寧な対応です。
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フロント・ラウンジはこんな感じでおしゃれ!
カフェバーが併設されており、宿泊者以外でも利用することができます。
通常17:00~はアルコール類も楽しむことができるのですが、コロナ禍により、この時はアルコール提供なしになっていたと思います。
営業時間も短縮していました。
私は、帰りの電車の待ち時間に利用しました!
お土産の販売もあったので、少し買い足したりできて便利でした(´▽`)
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メイドイン高山のモダンな部屋
今回利用した部屋タイプは
【 コンフォートダブル(20㎡)】
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ビジネスホテルっぽくない!!
明るい和モダンインテリアはホッとします。
コンパクトではありますが
窮屈な感じは一切なく
かなり快適に過ごすことができました。
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飛騨家具のチェアとテーブル。
だいたい、ここでくつろいでいました。
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部屋からの眺望はこんな感じ。
電車の出入りが眺められて楽しかったです。
以外だったのは、ナイトウェアが作務衣だったこと!
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個人的に浴衣だと、はだけたりして気になってリラックスできないし。
ホテルによくある、ワンピースみたいなナイトウェアはスース―するから、あまり好きじゃないんですよねw
だから作務衣は好きなんです。
柔らかい素材で胸元が開きすぎてなく、詰まりすぎてもなくて着心地よかった~。
ビニール袋がついていて、大浴場を利用するときに便利でした。
使い捨てのスリッパと
館内用スリッパもあり。
ミニ冷蔵庫と、バルミューダのケトル。
冷蔵庫は空です。
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お茶やコーヒーなどの設置はなく、
ティーパックはロビーのアメニティーコーナーから、好きなものを持って来るスタイルです。
ちなみに煎茶・ほうじ茶・紅茶がありました。
コーヒーはなく、1Fのカフェで部屋にテイクアウトできます。
そして、各部屋に洗濯機・電子レンジ完備!
中長期滞在には、絶対便利!
洗濯機が部屋に設置してあるのってめずらしいのでは?
洗濯をセットして、外出しても
終わるまでに戻れなくても気にならないし
女性は特に心配なく使えますよね。
マンスリーの宿泊プランもあり、仕事でこのホテルに長期滞在とか羨ましいとすら思いました。
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ユニットタイプのバスルームとトイレ・洗面
ドライヤーは風量十分なものでした。
シャンプー・コンディショナー・ボディーソープ・ハンドソープは揃っています。
使い捨てのアメニティー類
(おりたたみブラシ・ボディスポンジ・カミソリ・シェービングクリーム・綿棒)
お茶類と共にロビーに設置されていました。
フリーWifiも速度に問題なく、サクサク利用できました!
そして、部屋のメイドイン高山の伝統工芸品たち。
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飛騨春慶の置き時計もあったのに、写真撮ってなかった!!!(なんでだ!自分!!)
よく考えたら、部屋のティーカップは渋草焼だったのかもしれない!!!!
(それも撮ってない!!!)
飛騨の文化を感じる館内施設
天然温泉の大浴場
「結の湯」というホテル名なだけあって、素敵な大浴場があります。
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2Fですね。
レストラン「結」も2Fにあり、
今回は朝食のみプランでの宿泊だったので
朝食はこちらで頂きました。
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広々としたエントランス。
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番号付きのクリップと札がセットになっており、スリッパにクリップを付け、自分で札を持っておきます。
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自販機がありました。
良心的な価格。
湯上りの一杯ができますね!
浴場の入り口は、部屋のカードキーをかざして開けるタイプでした。
セキュリティーがしっかりしていて安心できます。
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脱衣スペースは広々。ロッカーたくさん!
貴重品ロッカーもありましたよ。
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常温水がある!!
個人的に冷たい水は
お腹がすぐ冷えちゃうので苦手(笑)
常温水があるのは非常にうれしい!
気が利く!
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おしゃれ洗面台。
おそらく、スツールは飛騨家具でしょう。
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各種アメニティー。
クレンジングやローション類はPOLAのものでした。
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入って正面に掛け湯。
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コロナが蔓延してから
パーテーション付きの洗い場って
安心感あっていい!
と思うようになりました。
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【飛騨高山温泉】
ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉(弱アルカリ低張性低温泉)
循環ろ過しているようですが、消毒臭はあまり感じなかったです。
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広めの露天風呂。小さな庭園を眺めながら。
あまり利用者がなく、ほぼ独泉状態で入れました!
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これまた、おしゃれな湯上り処。
夜は中庭がライトアップされて、いい雰囲気でした。
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「雪どけ」という壁面アート
宿泊客が少なかったのか、利用者は見かけなかったです。
北アルプスを一望できるスカイラウンジ
最上階9階フロアにスカイラウンジ、足湯、貸切風呂があります。
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天気がよければ、北アルプスが一望できるスカイラウンジ
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足湯。タオルは部屋から持参します。
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足湯の隣に貸切風呂があります。
「茶」「墨」「森」3つあり
フロントでの事前予約制。
有料で45分で1650円
スカイラウンジも、飛騨の伝統工芸品が使用されていました。
夜のラウンジは素敵な雰囲気!
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夜の足湯もいい!
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ギャラリースペース
館内3~8階の各フロアには、飛騨高山の伝統工芸品をアートに昇華したギャラリースペースがあります。
この伝統工芸とのコラボレーションプロジェクトは、ホテル宿泊する観光客と
「飛騨の風景を作ってきた人々をつなげることができないか」
という思いからスタートしたのだそうです。
コラボレーションしている各工房は、
いずれも材料から自分たちの手で作り、
製品に加工し、プロダクトとして流通させています。
なかには、流通量が極めて限定的だったり
制作に1年を要するものもあるそうです。
そういった伝統文化を守っている人々の営みが飛騨の価値と捉え、観光では見えにくい人々の営みに触れ、「気づきのある滞在になるように」というプロジェクトなのです。
※工房プロジェクトガイドマップより一部抜粋
3階 飛騨木工
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ギャラリーには、アート作品と工房の様子や
職人さんの写真の展示もありました。
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館内のピクトグラムは飛騨木工
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客室やラウンジのチェア可愛いし
個人的に木工家具の手触りがたまらなかったです(笑)
オークヴィレッジ
1974年創業の木工房。
「自然との共生」を活動理念とし、環境問題に向き合った循環型事業を行っている。
「100年かかって育てた木は、100年使えるものに」
やみくもに消費を促すのではなく、メンテナンスして長く使うことを前提としてものづくりをしている。
4階 飛騨牛革
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工房では、いろいろなオーダーメード品も作れるようでした。
カメラ用ストラップ欲しい。作りたい!
HIDA Calf
言わずと知れた飛騨の産物「飛騨牛」
その飛騨牛の革を使ったランドセルで一躍有名になった革工房。
飛騨牛に特化した加工場を自社で持ち、原皮はすべて飛騨牛認定を受けたものを使用している。
5階 飛騨さしこ
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客室にあった飛騨刺し子のタペストリーや、
ベッドライナーも素敵でした。
工房のHPを拝見したら、日傘などもあり
すごい素敵です!
本舗飛騨さしこ
布地に幾何学模様を縫い込むことで布の補強、防寒ができる刺し子。
布を大切にしながら、デザイン性の高い幾何学模様で
お洒落に身につけられる「生活の中に存在する美術」として
伝統の模様や図案だけにとらわれず、
伝統とモダンを兼ね揃えた作品も制作してしている工房。
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6階 飛騨春慶
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「飛騨春慶」とは、漆塗りの技法のこと。
漆塗りというと、赤や黒をイメージすると思いますが、「春慶塗り」は透漆(すきうるし)と呼ばれる透明度の高い漆を塗り、木目を見せる技法です。
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客室のアラーム時計はモダンで可愛かったです。(写真忘れたけど…)
館内の階数プレート、客室番号プレートが飛騨春慶。
飴色に木目が透けていて、とてもおしゃれでした!
工房では春慶塗りパーツを使った
アクセサリーも制作しているようです。
山田春慶店
古くから受け継がれている、お盆や重箱などの製品も継承しながら、
その時代に調和した製品にも力を入れ、
若い世代にも日常で使用してもらえる製品開発をしている。
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7階 渋草焼
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この格子のガラスの陶片アートが素敵でした。
江戸時代後期より7代続く窯元。
「伝承は衰退。伝統は革新の連続」という家訓通り、各代によって作風はまったく異なるそう。
新たなアイデアや挑戦、コラボレーションに積極的に取り組む。
8階 山中和紙
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客室照明に使われていて
柔らかい光のライトが素敵でした。
いなか工芸館
生産農家が激減している山中和紙の生産技術を
守り伝えようと作られた「いなか工芸館」。
「紙すき体験」ができるようす。
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最後に
今回、朝食のみプランでの宿泊だったのですが、郷土料理は多少含まれていたものの
いたって普通のビジホビュッフェと感じたので、特に記載しませんでした。
![](https://www.izumi-aomura.com/wp-content/uploads/2022/05/DSC_0295-800x600.jpg)
![](https://www.izumi-aomura.com/wp-content/uploads/2022/05/DSC_0297-800x600.jpg)
あ。納豆が汚い盛り方ですみません(笑)
「こも豆腐」や「赤巻き」は郷土料理ですね。
高山では、日本四代朝市のひとつ
「宮川朝市」が有名です。
朝7:00から30~40軒ほどの出店が並び
食べ歩きも良さそうですし
「朝市セット」などのモーニングの提供などもあるようなので、素泊まりにして、朝食は朝市で。
というプランも楽しそうだと思いました!
私は2月の真冬で、しかも朝は吹雪いていたので(;^ω^)
ホテルの朝食にしてよかったのですが…。
今度訪れるときは、暖かい時期にして
朝市を楽しんでみたいですね。