紅葉見頃の鎌倉をカメラ散歩「長谷寺」「一条恵観山荘」

写真

2021.11月末。紅葉見頃の鎌倉へカメラ散歩に行ってきました!

紅葉見頃の鎌倉は、平日でもそれなりの賑わい。
カメラを構える「ソロカメラ女子」もよく見かけます。

【お供レンズ】

FUJIFILMズームレンズ
XC15-45mm 3.5-5.6 OIS PZ(キッドレンズ)
XF55-200mm 3.5-4.8 R LM OIS

まずは鎌倉駅から、江ノ電で「長谷駅」へ。

鎌倉・長谷寺のご本尊「十一面観世音菩薩」は、2021年に造立1300年を迎えました。
この本尊造立1300年を記念し、江ノ電では「極楽浄土」のイメージでラッピングした
観音列車」の運行 がされています。
今日はたまたま「観音列車」に乗ることができました。

とくに電車好きなわけではありませんが、なんだかテンションが上がるものですね。

鎌倉駅から3駅。5分程度であっという間に「長谷駅」に到着。
駅には、長谷寺の提灯がどーん!!

この提灯も、観音列車と共に、ご本尊造立1300年記念で設置されているものになります。

ここから徒歩で「長谷寺」に向かいます。

鎌倉 長谷寺

概要

鎌倉 長谷寺は「あじさい寺」としてあまりにも有名です。
しかし、紫陽花だけでなく四季折々の花や紅葉も素晴らしい「鎌倉の西方極楽浄土」と呼ばれる寺院です。
本尊は、木彫仏としては日本最大級を誇る「十一面観世音菩薩」。
2021年で造立1300年という、鎌倉有数の古刹です。

【開門時間】
◇ 3月~ 9月 8:00~17:00(閉山17:30)
◇10月~2月 8:00~16:30(閉山17:00)

【拝観料】
◇大人  400円
◇小学生 200円

☟その他詳細、注意事項等はHPでご確認お願い致します☟
https://www.hasedera.jp/

「金色提灯」がかかった山門

1300年記念として、山門の提灯が金色に!
「金色提灯」は参拝客の厄災を祓い、未来を照らすようにと願いが込められ掲げられています。

アクセス

公共交通機関

◇JR横須賀線 鎌倉駅下車、
江ノ電「藤沢行き」に乗り換え「長谷」駅下車 徒歩5分
・東口バスターミナル6番乗り場から「京急バス」乗車
長谷観音」下車 徒歩5分

◇小田急線「藤沢」駅下車、
江ノ電「鎌倉行き」乗車 「長谷」駅下車 徒歩5分

駐車場

普通車 30台(30分 350円)

【営業時間】
3月~ 9月 8:00~17:00
10月~2月 8:00~16:30

紅葉見頃の境内をお写んぽ

山門の金色提灯の裏側はこんな感じになってます。
カッコイイです!(*‘∀‘)

放生池の上のモミジが見事に紅葉していました。


観音山の中腹に広がる広い境内は、ここから山を登る形で拝観していきます。

はぁ~!キレイですね~(*’▽’)
光が当たっている葉の裏側から撮影すると、透明感のある色合いになりますね~

良縁地蔵。ポスターにも使われている有名なお地蔵様。
かわいい~!人気者で、撮影の列ができるほど。
この三体連なる良縁地蔵。境内に3か所あるそうです。(知らなかった!!)
探しながら参拝もいいですね。

さらに上がって「地蔵堂」
黄葉と紅葉が両方楽しめます。

卍池はモミジと池を入れて、人は入らないように撮るのに悪戦苦闘。

大きな銀杏も見頃でした。

左が「観音堂」でご本尊、右は「阿弥陀堂」阿弥陀如来が祀られています。

特別な行事が執り行われる際に掛けられる「五色幕」に覆われていました!
この「五色幕」も1300年を記念し、常設されています。

阿弥陀如来

なぜか「阿弥陀堂」だけ参拝。それにしても立派な阿弥陀如来像。
源頼朝が自身の42歳の厄除けに建立したのだとか。

厄除けにこんな立派で煌びやかな仏像を建立するって、改めて「征夷大将軍」というポストの偉大さを感じます。

「阿弥陀堂」には、なんだかほっこりする「良縁地蔵」の絵馬が。
季節により、いろんな絵柄があるようで可愛らしい~(´▽`)

さて、ほっこりしたところで早めのお昼ごはんに。

海光庵

境内の見晴台の隣に「海光庵」というお食事処があります。
店内からは由比ガ浜が一望でき、絶景を見ながら食事ができます。

私の悩みは、「食事を美味しそうにオシャレに撮れない」こと。
この日もいまいちな写真ですいません…(;^ω^)

お寺のカレー

お肉が入っていない「お寺のカレー」が人気メニューのようです。
甘めでコクがのある美味しいカレーでした!

コーヒーや甘味もあるので、休憩にちょうど良くていつも混雑しているイメージです。

海光庵の目の前も見事な紅葉が見られました。

紅葉の「鎌倉 長谷寺」をたっぷり堪能でき、満足。
やはり、平日はそこまで混雑しなくて動きやすいですね。

サザンカもきれいでした

このあとは、「浄明寺地区」に移動し【一条恵観山荘】で紅葉お写んぽしたいと思います。

長谷駅に戻り、江ノ電で鎌倉駅へ。

江ノ電のレトロ感がかわいい

一条恵観山荘

古民家の建つ、四季折々の景観が美しい庭園を散策することができる「一条恵観山荘

鎌倉駅からバスで10分ちょっとで、バス停からもすぐでアクセスはいいし。
手入れの行き届いた美しい庭園はもちろんのこと、定期的に入れ替わる「花手水」が庭園のいたるところに配されていて、ホントに可愛くて何時間でもいれる大好きな場所です。

11月上旬にも「紅葉偵察」と称して訪れていました。

概要、アクセスなどはこちらから

この時は、色づき始めくらいでしたが、今回はちょうど見頃の紅葉が見られましたので、レポートしたいと思います!

見事に色づいた庭園で撮り歩き

受付前のモミジが真っ赤に紅葉しています!気分が高まります(*‘∀‘)

入り口にある花手水。いつもお花モリモリでカワイイ( *´艸`)
今日はピンクなのね。うん。かわいい♪
(前回の記事でも同じことを言っている気がする)

入り口入ってすぐの庭園。
昼過ぎに到着したのですが、多くの人が写真撮影していました。

先に進むと、大きな庭園に入ります。

入ってすぐ左の手水鉢はモミジのグラデーション。
カニのオブジェが可愛くて、ほっこりします。

山門をくぐると、茅葺屋根の田舎風なつくりの「一条恵観山荘」が建っています。

この美しい庭園と茅葺屋根の山荘を眺めていると、別世界に入ったような感覚になります。
穏やかな空気が流れていて、時間が経つのを忘れちゃう。

庭園には、至るところに花手水やお花が活けてあって楽しい!
写真撮らずにはいれません!!

奥に進むと、水の音が大きくなってきます。
庭園は滑川沿いまで広がっているんです。

モミジのトンネルをくぐっての散策。水の音が心地いい。

上には紅葉、下には花手水。楽しみがたくさんあって忙しいです(笑)

下から見上げると、きれい過ぎ!

滑川沿いにも山門があります。

園内には、至るところにベンチがあるので、皆さん座って景色を眺めながらおしゃべり。

夢中になって撮影していたら、カメラの充電が残りわずかに。
かふぇ楊梅亭(やまももてい)」で休憩することにします。

畳敷きの店内は、しっとりとした落ち着いた雰囲気。
コーヒーと胡麻どらやきをいただきました。

胡麻どらやきがふわふわで美味しかった~

それにしても。やっぱり、食べ物撮るのが下手くそ過ぎる…(-_-;)
絶対どらやきを手前にするべきだったよね。
…練習しよ。

店内も何気なくお花が活けてあり。和む。
室内からも紅葉が楽しめました。

井戸の上にもカニさん。

そんなに広くない園内ですが、見応えはあると思います。
カメラを持っている方はもちろんですが、スマホで写真撮影している方ばかり。
思わず「撮りたくなる」絵になるポイントがたくさんあるんです。

この一条恵観山荘がある「浄明寺地区」は、竹の庭で有名な「報国寺」、苔の階段が見事な鎌倉最古の寺院「杉本寺」、そして地区名にもなっている、境内に英国ガーデンテラスのある寺院「浄明寺」といった徒歩圏内に見どころがたくさんあるので、鎌倉散策にぜひおすすめしたい地区です。

私自身、鎌倉のなかでも一番好きな地区なので、また季節を変えて訪れてはレポートしたいと思います!